
仕事において、私たちは多くの時間を過ごし、様々な出来事に直面します。 時には、良い方向に進むこともあれば、思いがけず悪い方向に進むこともあります。
自分ではどうにもできない理不尽な状況も避けられないでしょう。そんな中で、私は「なんとなく良い方向に進んでいる環境に身を置くことが大切だ」と感じるようになりました。
◇トラブル続きの職場からは離れよう
仕事においてトラブルや問題に直面することは誰にでもあります。しかし、その頻度があまりにも多い場合、問題の解決が困難であったり、自分の労力が無駄に感じるような職場は、長く居続ける場所ではないかもしれません。 私も過去に、しょっちゅうトラブルが発生し、その解決に追われる日々がありました。そういった環境では、どうしても疲弊してしまい、前向きに働くことが難しくなります。
環境が変わることで、仕事に対するモチベーションも大きく変わるということを、私自身の経験から学びました。
◇私の歪んだ「一生懸命」
私は以前、中型トラックを扱う仕事をしていました。30代前半の私は、自信に満ち溢れ、「営業でも何でもできる!」という根拠のない自信を持っていました。しかし、現実は甘くなく、たくさんの困難な出来事に直面しました。
• 被害事故
入社して数日で、雪道を走行中に対向車と衝突し、会社の新車に大きな損害を与えてしまいました。「避けられた事故だったのでは?」と責められ、まだ信頼関係も築けていなかった私には、その状況を説明するのが非常に難しかった
• 鍵の紛失
営業所の鍵をなくしてしまい、ただ合鍵を作るだけでは済まず、ドアノブを交換する羽目になり、高額な費用がかかりました。さらに、他の社員が私の鍵を持っていたかもしれないという違和感がありましたが、はっきりとした証拠もなく、状況を飲み込むしかありませんでした。
• 不良債権の回収
アルバイトだった私に、不良債権の回収が任されました。勤務時間外にも社長宅に張り込み、電話をかけ続ける日々。最後には、回収できなかった金額を自分で支払う羽目に。これらの経験は、今振り返ると非常に理不尽でしたが、当時の私はそれに疑問を抱かず、ひたすら一生懸命に取り組んでいました。
◇『なんとなくアンテナ』を立てよう
こうした経験を経て、私は「なんとなくアンテナ」を大切にすることが重要だと感じるようになりました。職場や仕事に対して、「なんとなく良い方向に進んでいる」と感じることができるかどうか。この直感が、メンタルの安定やキャリアの発展につながるのだと思います。
私自身、若い頃はこの「なんとなくアンテナ」の精度が低かったか、全く気にしていなかったのかもしれません。 しかし、今はこの感覚を大切にして、良い方向に進んでいる環境に身を置くことが、自分にとって非常に大切だと実感しています。
◇一生懸命とは…
一生懸命に働くことは大事ですが、結果が伴わなければ、その努力は無駄になってしまうこともあります。
例えば、車販売。 毎日車を一生懸命磨いても、実際に車が売れなければ、その努力は評価されません。 一生懸命働いているように見えても、成果が出なければそれはただの自己満足に過ぎないのかもしれません。
私は今、直感を大切にしながら、結果を意識して仕事に取り組むことの大切さを学びました。 理不尽な経験を乗り越えた今、より前向きに、そして「なんとなく良い方向に進んでいる」と感じられる環境で働いています。