関越道で事故 バイク女性死亡…料金所でツーリング仲間が精算後、待つ女性ら発進 先頭に続いた女性に車が|埼玉新聞|埼玉の最新ニュース・スポーツ・地域の話題
【続報】大型バイクと乗用車が出合い頭に衝突 大型バイクの男性(50代)が死亡 信号のない交差点、車側に一時停止の標識(BSS山陰放送) - Yahoo!ニュース
◇バイク業界全体に問う命の重さ
最近バイク事故のニュースを耳にするたびに、つい考えさせられてしまう。同じバイク乗りとして他人事じゃないんだ。 原因は、技術不足・注意不足、あるいは「だろう運転」。 でもそれだけじゃ片付けられないんじゃないかと思います。
教習所や販売店、そして経験もある発信者としての自分を含めて、ライダーの安全意識をどれだけ育てる環境を作れているだろうか⁈ 仲間同士で絶対にしちゃいけないこと、危険を減らすための工夫をちゃんと伝えているのか疑問になる。
アドレナリンから生を感じ人生の活力につながるライディング。 確かにリスクはゼロじゃない、失敗が転倒が経験になるが死んじゃダメ…今まで生きてきて最期がそんな去り方じゃいけないと思うんです。 “絶対安全” “絶対危険”の二極だけって話では無く、自制心と危険リスク察知能力の教養を上げろって事なんです! 例えば今まで曲がったコーナーの数から、先にあるブラインドコーナーの深さを読むなどの引き出しを増やすことなんです。
◇走り屋経験と、危険を学ぶ場の不足
90年代に走り屋として公道を走っていた頃が懐かしい。今振り返ると若さのパワーは無謀かもしれないが、その中で身についた危険感知能力は、今でも役立っていると感じることがあります。たまたま生き残ったと言えるかもしれないが、仲間も無事に一緒に走り続けているのは、あの時代に自然と培われた感覚のおかげだろうと思う。当時は年上の先輩たちが「ここまではいいけど、それ以上は危険だ」と、暗黙のうちに教えてくれたんだ。それが今、どれだけ残っているだろうか。
◇マスツーリングでの千鳥足走行
今のライダーには、「千鳥足」走行の重要性をもっと知ってもらいたい。マスツーリングでは前後で一直線になると視界が遮られる、また急な動きに対応できないリスクが増えます。でも左右にずらして走れば、お互いにスペースを確保しやすく視界も保てる。これだけで事故を避けられる可能性が高くなるわけです。 大した手間じゃないが、意識して実践しているライダーがどれだけいるのか…ふと疑問に思う。
◇高速出入口のトラックには要注意
そして、もう一つ気になるのが高速の出入口。 あえて言わせてもらうけど、「大型トラックの運転手はボケている」ことがある。長年の無事故や「大丈夫だろう」という安心感で、些細なミスが致命的な結果を招くことがあるんだ。だからこそ、ライダーはトラックに近づかないのが鉄則。特に高速出入口を加速しながら通過するトラックには、命を狙われているくらいの気持ちで警戒したほうがいい。安全な距離を保って、なるべくトラックから離れるのが賢明だと思う。
◇命を守る文化を育てるために
経験者として何もしないのは簡単、だけど命を守る文化を一緒に育てるのも自分の役割だと感じている。仲間同士でリスクを知りそれを共有し、安全意識を高め合うことで、事故を減らすことができるはず。 同じ道を走るライダーたちと共に、安全を大切にする文化を広めていきたい。 そのためにはバイクに乗り続け、時には目をそらし耳を塞ぎたくなる現実を自分のプラットフォームで発信するする事。
バイク人生を否定したくなるような感情が湧くこともあるかもしれない。でも、それを乗り越えるのが、自分の宿命だと感じている。
