新聞チラシで見かけた求人広告。短期の事務補助で時給1,000円、採用予定人数は60人とある。ちょっと考えればわかるけど、これって今の時代に本当に集まるのかな？ふとそんな疑問が湧きました。
その場しのぎの雇用に感じたこと
求人内容を見ると、必要なのは“その場だけ”の人手だと伝わってくる。でも、これで応募してくる人はどれだけいるだろう？たしかに、学生アルバイト向けなのかもしれない。でも、時給1,000円で短期間。しかも単純作業。これで学生たちが『やってみたい』と思うだろうか？
一昔前なら、『お金になるならなんでもやる』という考え方もあったかもしれない…でも今は違う！ 時給1,000円では生活費を補うのも厳しいし、短期の仕事じゃ履歴書にもあまり響かない。こういった求人は、人余り時代の“古い発想”から抜け出せていないように思える。
違和感の理由
いま日本では、現状働き手が足りていないなのに、こういう『安い時給で短期的に人を使う』という発想がまだ残っていることが不思議。 まるで『働き手はいくらでもいる』という幻想にすがっているように見えます。現場の負担を減らすためには仕方ないのかもしれないけど、それだけで解決するとは感じません。
理想の雇用とは
短期の仕事でも、人を大切にする仕組みを作ることが必要だと思う。例えば、もう少し高い時給を提示するとか、やりがいを感じられる仕組みを用意するとか。それだけで求人への見え方はずいぶん変わるはず。 人手不足の昨今、この求人で言えば対象者はPC打てるアクティブシニア・内定をもらっている暇な学生・比較的余裕のある主婦（今いるの⁈）、スポット的な短期副業（農家の方）ではないでしょうか。 フルタイム現役世代に一切関係ない求人。 行政の効率化や無駄を減らす観点からすれば、私たちが納めた税金が無駄とまでは言いませんが、違和感が生まれます。
締めくくり
この求人を見て、改めて思ったのは、私たち働き手の立場をどう考えるかってこと。企業が目先の人手を確保するだけじゃなくて、働く人をもっと大切にする世の中になってほしいと感じます。 こういう話を日常の中で考えること自体贅沢なのかもしれないけど…。
皆さんは、こういった求人にどんなことを感じますか？
私は「1.000円⁈って…なめた求人としか感じません」
“定員になり次第募集終了”とありますので、人気のお仕事なんでしょうか？
ぜひ、みなさんも自分なりの視点で考えて欲しいです。
> 求人概要
• 職種: 一般事務補助・データ入力事務補助・受付事務補助 • 勤務地: 福島税務署内、またはアオウゼ（ダイユーエイトMAXふくしま4F） • 採用予定人数: 約60名（定員に達し次第締切）
雇用期間
• 勤務期間は複数設定あり： 1. 令和7年1月20日～3月31日（福島税務署） 2. 令和7年1月27日～3月17日（アオウゼ） 3. 令和7年2月3日～3月31日（アオウゼ） 4. 令和7年2月17日～3月31日
勤務時間
• 勤務時間帯は複数設定あり： • 9:00～15:30 • 9:30～16:00 • 10:00～16:30 • 10:30～17:00 • 13:00～17:00 • その他細かい時間設定あり
給与と待遇
• 時給: 1,000円～1,050円 • 待遇: • 交通費支給 • 雇用保険あり • 休日: 土曜、日曜、祝日
応募期間
• 締切日: 令和6年12月5日（定員に達し次第終了）__
