dの日記

2023年50歳になる男の日記

団塊ジュニア、50歳の視点から見た時代

ここ数年でようやく団塊ジュニアって人口ボリュームがものすごく大きい世代なんだ」と実感するようになりました。

この世代の特徴を振り返ると、現役世代として社会保障の問題やこれからの人生を考える上で、いろいろと思うことがあります。

団塊ジュニアのど真ん中210万人!すごい数字ですよね。昨年の出生数が80万人を切ったというニュースを聞くと、「なんだこの差!」と驚かされます。この人口の多さが影響して、企業のマーケティングや社会の構造にも大きな影響を与えたのだと思います。

あの時代、団塊ジュニアをターゲットにした商品の多さや広告戦略は本当にすごかったですよね。 ウォークマンやピカピカの一年生、ファミコン任天堂は売上を伸ばし、世界進出のきっかけにしました。

そんな団塊ジュニアをテーマにした本があると知ったのは、noteで読んだ記事がきっかけでした。「えっ、なんだこの本?面白そう!」と思って、すぐにメルカリで中古を購入。 2日後に届き、新品の半額で読めるなんて、現代最高ですね(笑)。

この本を読んでいると、懐かしむというよりも、子どもの頃に何となく感じていた事件や出来事や時代背景が、説明を読むことでようやく腑に落ちる感覚があります。そして、50歳になった今だからこそ、あの頃を別の視点で考え直すきっかけにもなっています。

やはり人口が多い世代だからこそ、こんな本が書かれるのかもしれません。

「挑戦が活かせなかった時代」「代わりはいくらでもいると言われた人余り社会」「20年前とほとんど変わらない給料、でも上がる社会保険料

そういう現実が、この世代を取り巻いてきました。でも過去を振り返って暗い気持ちになるだけでは、あまり意味がないですよね(笑)。

ところで、来年は「昭和100年」という言葉をよく目にするようになりました。それを聞くと、「まだ昭和を引きずってる感…あるよねぇ」と感じる部分もあります。でも見方を変えれば、いろんな時代を経験してきた世代だからこそ得られたものもあるはずです。

例えばスマホなんてその代表例じゃないでしょうか。あと数年遅かったら、今のように便利なサービスや環境は整っていなかったでしょうし、この時代に生まれたことには感謝すべき点もある。

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