相撲や歌舞伎、落語、年賀状、俳句の「五七五」など、日本の伝統文化は数多くあります。
一方、現代日本の独自カルチャーとして走り屋やデコトラ、ドリフト、オタク文化といったものも私にとっては「日本の文化」だと感じます。こうした文化は時代の中で形を変えながら受け継がれてきたものです。
そして、年賀状もまた変化の中にある文化のひとつだと感じています。
◇取扱量の減少と時代の変化
2011年に郵便外務員として働き始めた頃、所属する郵便局での年賀状の取扱数は現在の約2倍ありました。 しかし、SNSの普及や人口減少などの影響で、今ではその半分にまで減少しています。
さらに新聞記事によると、ピークだった2004年と比較すると全体での発行枚数は4分の1近くまで減少しており、年賀状離れは明らか。

郵便局にとって年賀状は大切な収益源であり、繁忙期の象徴でもあります。 しかし、現在の人員体制ではかつての物量を処理するのは難しいのが現状です。 団塊世代や団塊ジュニア世代が支えてきた需要が右肩下がりの中、従来のオペレーションを維持するのは困難です。
◇送り手側の課題:乱用とも言える現状
現場で働く中で、「年賀状を乱用しているのでは?」と感じるケースもあります。 たとえば、
・旧住所に大量に送る
・達筆すぎて解読不能の文字
・適当な番地で出される
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