◇未来への不安を見据えながら、今を生きる
先の人生への心配や不安が頭をよぎる年齢層に差し掛かってきました。社会保障制度が「終わっている感」を漂わせている現状を見ると、この先さらに深刻化することは容易に想像できます。
現役世代にとって、かつて当たり前だった終身雇用は破綻し、仮に組織に属していたとしても、人生の後半戦を見据えたキャリア形成を誰かが面倒見てくれる時代ではなくなっています。
「65歳以降の安心を得るには貯蓄が不可欠」といった世間一般論をよく耳にしますが、これを実践したところで未来が担保されるわけではありません。
更に、
「お金がある老後=ゆったりした時間+約束された健康」
というパッケージ型の幻想を抱きがちです…果たして、その時間を過ごせる健康な状態で過ごせているでしょうか?
そして未来を見据えて最も大切にすべき資本は「健康な身体」であることを強調したいと思います。 健康を失えばお金や時間があっても意味を成しません!だからこそ過剰に守りに入るよりも、成長や生活の質を向上させるための教育投資や健康投資を怠らないことが重要です。
老後には、確実に今よりもできないことが増えます。 だからこそ一番若い「今」という時間を大切にし、人生の密度と深みを感じられる日々を過ごしていきたいものです。
あの頃のようにアクティブな動きはできないけど、思考を鍛える『書く・読む』を高めれば、不安に対しても能動的に対応できる強みになるのではないでしょうか。
◇今という時間をいかに充実して楽しむか
スターバックスで500円のコーヒーを飲むときに、罪悪感を覚えた時期がありました。 これは就職氷河期を経験した世代として、バブル崩壊後の「安いが正義」というデフレマインドをすり込まれてきたことが大きいのかもしれません。しかし、ふと考えました。「この500円で明日破綻するのか?車の中で生活することになるのか?」と。
過度な節約は自分を貧相な思考に染め上げ、結果として豊かさを失わせます。 消費をせず必要以上に節約することは、巡り巡って経済全体の収入も減らしてしまう。

“スマートフォンの通信料、車検代、任意保険”これらを負担できる最低限の収入を確保しつつ、小さくても安定した収入源を作っていく老後、それで十分だと考えています。 65歳で「定年」という概念をなくし、動ける限りは働き続ける。 これこそが、不安を軽減する最善策ではないでしょうか。そのためにも今は、小さな副業や起業の準備、トライアル期間だと思っています。
何も特技がない自分だけに、日々考え試行錯誤を重ねていくことが大切です。
未来のために今を楽しみ、今を生きていきます。