◇仕事で電動バイクを使うようになった
この時期、雪の中での配達は慎重な操作が求められるが、スタッドレスタイヤ+適度な車重のおかげで、思ったよりも安定した走りができている。
とはいえ、電動バイクならではの「トラクションのかけ方の難しさ」 も感じる。 特に、低回転からくるトルクの掛かり方が内燃機関とはまったく違う。 ロードレースの経験があるからこそ違いを意識するが、「だからなんだ」って話でもある(笑)。
先週のゲロ現場付近で仕事中
バックグラウンドとしての引き出しは持っているが…雪道の運転は難しい!
◇電動バイクのトルク特性と雪道での難しさ
電動バイクは、スロットルを開けた瞬間にトルクがかかるのが特徴だ。 ガソリンエンジンのように「じわじわ回転を上げてトルクをのせる」ことができず、スロットル開度がそのままトルクの発生に直結する。
つまり、トルクの山を見極めることが大切だと。 また安易に進入ドリフトやパワードリフトはおすすめしません! 飛距離と角度を求めちゃダメ!! 安定とトラクションを増す車重が弊害となる…バシッとレールの上を走るイメージを持とう。
✅「じわっと開ける」つもりでも、いきなりガツンとトルクがかかる
✅ 回転数に関係なく、直でスロットルの開け方=トルクの発生量
✅ エンジンブレーキがほぼないため、減速時の“後ろが追い越す感覚”を覚えろ
この特性で雪道や滑りやすい路面では、アクセルワークがよりシビアになる。 一瞬でもラフに開けると、後輪がズルッと滑る。車重があるから安心だが、その限界を超えた時の滑る力はハンパない。
◇雪道でのトラクションコントロール
実際に雪道を走ってみて感じた、電動バイクならではのポイントがある。
✅ スロットルは「超じわ開け」 → 内燃機関なら「じわじわ回転を上げてトルクをのせる」ことができるが、電動は開けた瞬間にトルクがかかるため、細かい調整が必要。 → スロットル操作は数ミリ単位で慎重にを心がける。
✅ リア荷重を意識する → 前輪に荷重がかかるとリアのグリップが抜けやすい。 → 過度な前乗りは避け、後輪の接地感を確保するように意識。先に書いたように限界は高いが、超えた時の滑る威力は転倒につながる。
✅ ブレーキの使い方を工夫 → エンジンブレーキが弱いので、ガソリン車とは違う減速感。 → リアブレーキをメインに、前後のバランスを慎重にとることが重要。 ※ Honda Advanced Brake Systemにより、 リアブレーキを踏むとフロントブレーキもいくら作動する。
✅ 重量があるので倒さないことが大事 → 積載状態で転倒すると、成人男性でも起こすのが一苦労。 → 雪道では特にバランスを意識し、無理な体勢で停車しないようにする。
◇ロードレース経験と共通する感覚
ふと感じたのが、「雪道でのトラクションのかけ方」と「ロードレースのコーナー脱出時のトラクションコントロール」が似ている ということ。
レースでは、いかにリアタイヤにスムーズにトルクを乗せるかが重要になる。 「じわっと開けて、タイヤのグリップを探る」 という感覚が必要なのは、電動バイクの雪道走行でも同じだった。
ただ、ロードレースではエンジン特性を使いながらトラクションをコントロールできるが、電動バイクはスロットルの開け方がダイレクトすぎる。
◇これもバイク
電動バイクのトラクションは、スロットル操作がすべて。 じわっと開けて、タイヤのグリップを探る感覚が必要。
雪道では特に、ガソリン車とは違う感覚に慣れる必要がある。 「開けすぎるとぶっ飛ぶ」のは、レースも配達も同じってこと^ ^