dの日記

2023年50歳になる男の日記

時代とともに変わる働き方の価値観

職場で起きた出来事

先日、職場である出来事がありました。

遅番の人が、出勤時間よりも2時間も早く職場に来て仕事をしていた(日勤と同じ8時…より前から)

しかしタイムカードは切らず、あくまで自主的に動いていた。 ところが管理者がいないはずの土曜日に、たまたま部長が来てしまい、その様子を見つけた。

そして、「なぜそんなに早くから仕事をしているのか」と指摘を受け、結果その人は本来の遅番ではなく日勤扱いとなり、代わりに別の班員が休日返上で呼び出され遅番に…という事態になった。 本人は始末書を書くハメに…

良かれと早くから仕事をすると、仕事が出来ないズルい人の行為に見られ、後ろめたい気持ちになる時代なんだと感じた。

労働時間の管理と価値観のギャップ

なんとも理不尽に感じるかもしれないが、今の時代のルールでは「労働時間外に仕事をしてはいけない」というのが基本です。 これが社内服務規律であり、違反すれば処分の対象にもなり得ます。

確かにどっかの国の強制労働ではないにしても、私たちの世代からするとこれは少し違和感を覚える。

昔は「評価される」働き方だった

私たち段階ジュニア前後の世代にとって、こうした自主的な働き方はむしろ「評価されること」だった。1990年代から2000年代初めにかけて、職場では「仕事の前に準備をするのは当然」「休みの日でも職場に顔を出して売り上げの確認をする」「なんなら半日事務作業をする」といったことが当たり前のように行われていた。先輩も同僚も皆そうやって働いてきた。

終わりのタイムカードを切ってから、利益を生まない事務仕事開始!なんてザラにあった。

それが「美徳」とされ評価される…これを徹底的に擦り込まれた世代が団塊ジュニア

ある意味、失われた30年の被害者と言わざるを得ない。

自分も同じことをしていた

20代30代の頃、ぶっちゃけ私も同じことをしていた。休みの日でも職場へ顔を出し、売上の状況を確認して、時には半日仕事をすることも珍しくなかった。 それが当たり前で普通だったし、むしろそうすることが「仕事熱心」と評価される環境でもあった。

現在も土日出勤時は、就業2時間前には職場来ている。結局は、仕事が出来ない自分を守る行動なのかもしれない。 いや側から見たらそうとしか見えない。

時代は変わった

今では労働時間を厳格に管理し、就業時間外の仕事は禁止されるようになっている。ルールを守らないと問題視され、ペナルティを受けることすらある。かつての「美徳」は、今の時代では「ルール違反」になってしまったのです。

労務管理の必要性と感じる違和感

もちろん、企業が労務管理をしっかり行うことは大切だと思います。 働きすぎを防いで、適正な労働環境を整えることは、労働者の健康を守るためにも必要なことです! しかしその一方で、「仕事に備えて準備をする」「より良いパフォーマンスを出すための準備」といった段取り八分の考え方が、ただルールのもとに抑え込まれてしまう。とは言え、就業時間前に作業するとなると、労働現場が無法地帯になる。生産性向上の線引きもできず、良かれと動いた事で、組織である企業の壊滅にもなりかねない(事故が起きたらそれは労災になるか⁈)。

これから求められる働き方とは

結局のところ、今の時代に求められるのは「昔の働き方の価値観」と「現代のルール」のバランスをどう取るかということなのかもしれません。

これからの時代に適応していくためには、過去の美徳より、新しい働き方にシフトすることが求められています。

限界のある生産性と精神論

8:00から16:45まで、就業時間内の生産性を爆上げするにも人間としての限界、個人の能力のばらつきはある。過去の美德が正義とは全く思わない、擦り込んだ上の世代への恨みつらみを語るわけじゃない。しかし、やる事の量が変わらずに時間に詰め込み成果をだすには、規律を厳しくしても変わらないし、私たちのような精神論を持った人間って、化学反応で動いちゃうんですよね(笑)。

最後に

新しい時代に適応するために、自分ができることは何か? 答えはあるのだろうか? これからの働き方を考えていく必要があると感じた出来事でした。