昨夜、福島市の信夫山へ花見に行ってきました。 桜はちょうど満開🌸 ライトアップされた花が薄暗い夜空にふんわりと浮かび上がり、なんとも幻想的な風景をつくり出していました。

平日の夜にもかかわらず、会場は多くの人でにぎわっていました。 毎年設けられる臨時駐車場も混雑しがちで、そこからの徒歩もなかなかの距離。そんな事情もあって、今回は最初からバイクで妻と二人乗りして行くことに。
正面ルートは交通規制がかかっていたので、地元ならではのルートで。 森合の美術館の裏手からまわり、ぐるっと福島縣護国神社の裏側へ抜ける道へ。 ちょっとした裏道ですが、もちろん違法でもズルでもない、知る人ぞ知る静かなアプローチです。
バイクを止めて、ゆっくりと夜桜を楽しむ時間。 ライトアップされた桜も幻想的ではありますが、改めて感じたのは、 桜はやっぱり日中の自然光の下で見るのがいちばんきれいだなということ。 それでもこの夜は風もなく、寒さも穏やかで、春を肌で感じられるいい時間でした。
広場にはたくさんの屋台が並び、焼きそばやお好み焼き、串焼きに甘いものまで、どれもそそられる香り〜。 その中から選んだのは、焼きそば入りのお好み焼きの『モダン焼き』 ソースの香ばしさとキャベツの甘みが絶妙で、「これは当たりだね〜」なんて言いながら、ふたりでシェアしていたその終盤…
「ん? これ…麺じゃないよね?」
そう、最後のほうで現れたのはまさかの輪ゴムでした(笑)
もちろんびっくりはしましたか、クレームは入れません。
屋台の人が荒くれ者だったから…というわけではなく、 輪ゴムくらいの出来事も、こういう春の夜には“味”のうちかなと思えてしまうんですよ^ ^ ライトアップされた満開の桜の下、そんな小さなハプニングすら笑い話に変わる。 ある意味これは「大当たり」だったのかもしれません。
ふと周囲を見れば、“やからチック”な若者たちもちらほら…更にはヤンママやカッターナイフのような目つきの息子さんなど。 別にやからではないんだけど、ジャージ姿でキメ顔、ビール片手に大声で盛り上がるあの感じ。 わかりますかね? 一般人以上、やから未満の、あの微妙な空気。 なんだか“信夫山ヤカラ展”でも開かれてるような、不思議な風景でした(笑)
とはいえ、家族連れやカップルも多く、全体としてはどこか温かい雰囲気でした。 そんな人たちの姿を見ながら、ふと思ったんです。 こうした花見のにぎわいって、ある意味で地域の元気や活気のバロメーターなんじゃないかと。 もし誰もいなかったら寂しいし、街の衰えを感じるかもしれない。 けれどこうして多くの人が集まっている様子を見ると、 「福島市にはまだ勢いがあるな」と感じられる。

学生カップルたちは、きっと花見をデートの一環として楽しんでいる。それもまた春らしい光景。
短い時間でしたが、公園を一周して、春の空気をしっかり吸って帰宅。 夜の薄暗さ、ライトアップ、輪ゴム入りお好み焼き、やからチックな若者たち―― すべて含めて、春の花見の記憶になりました。