前日に続き、決勝日のSUGO。
新たな試み!朝のウォームアップ走行で行われた、グリットからのスタート練習!それに伴い2回周回するので、2回手が振れるのです!
東北で全日本ロードレースが観られるのは、このSUGOラウンドだけ。 全国各地で開催される全日本の中で、東北エリアでの開催は年に一度きりです。
バイク好きにとっては本来、貴重な機会、、のはずなんですが、 実際に現地に足を運ぶと、会場の雰囲気にはどこか物足りなさを感じてしまうのが正直なところです。
5月25日(日)朝からSUGOへ向かう。 前夜の福島市は雨。寝ていても雨音がはっきり聞こえるほどの激しさで、現地・村田町も夜中から雨続き。 朝も霧雨で、道中もずっとレインコンディション。
現地に着いてもしばらく小雨が残っていましたが、お昼過ぎには少しずつ回復し、路面も徐々に乾いていきました。 午前中のレースは当然ウェット。 新しく張り替えられた黒っぽい路面は、遠目だと濡れているのか乾いているのか見分けがつきにくかったけれど、転倒は少なく滑りづらくなっている印象でした。
この日はJSB1000、ST1000、ST600、J-GP3の4クラスが開催。 どのレースも見ごたえ十分。 とくにST600は、1〜2秒の中に30台が密集する超接近戦で、観ているこちらがヒヤッとする場面も多々ありました。 でもそこはプロ同士の呼吸ですね! 攻める・引くの見極めが、本気のレースとして伝わってくる。
JSBは中須賀選手がレース1・2ともに優勝! マシンの動き、エンジンの回転、タイヤの削り方――すべてが計算され尽くされているようで、 まさに“精密化されたライディング”と呼びたくなるような精密さを、現地で観て改めて震えた。
それだけの走りが、東北で観られるというのに…。 現地はどこか静か、駐車場に並ぶバイクも少なく(☔️だから)グランドスタンドの席も一部は空いたまま。 午後には天気も回復していたのに、観客の数は思っていたより少なかった。 「なぜ、もっと人が集まらないのか?」 そんな疑問が、帰り道ずっと頭の中をぐるぐるしていました。 昨日今日に沸いた問題ではないのですが。
メーカーブースで最新バイクに触れられるのも魅力です。
観客数のデータをもとに、ちょっとだけ現実的な話をすると―― 昨年(2024年)のSUGOラウンドは、2日間で8,700人の観客が来場、ちなみに今回は、2日間で8.000人の来場者だそうです。 でもその中には、各チームに無料で配られているゲストパスも含まれています。 1チームあたり10枚程度とすると、全体で約400〜500人は“売上にならない”来場者。 パドッククラブパスのような高額チケットも、おそらく全体の2〜3%(200人前後)程度。
計算してみると(以下AIに投げた返答) あくまでもザッくりな想像で。
有料観戦者:約8,200人
• 観戦券(5,800円 × 8,000人):約4,640万円(実際は4.700円)
• パドックパス(18,500円 × 200人):約370万円
• ピットウォーク券(3,000円 × 2,000人):約600万円
• 飲食・物販:約825万円
• 駐車場:約115万円
→ 総収益:約6,579万円
→ 運営費(人件費、警備、設備、広報など):約3,500万円
→ 利益:約3,000万円前後_
こうして見ると、やっぱり現地に来てくれる観客が、この大会をちゃんと支えているんだと実感します。
お昼は旨辛のガパオライス!
ちなみにそんな私は、 今回はお世話になっているチームから、ゲストパスをお借りして入場しました。 売上にはならない立場です。 でもその分ちゃんと観て、応援してあの現場の空気を五感で感じてきた。
こうして関わらせてもらえることが、ありがたい。 ただの観戦者かもしれないけど、現場で感じたことをこうして残すことで、ほんの少しでもこの世界に“参加”できている気がします。
会場の運営はスムーズでした。 シャトルバスも定刻で動いていたし、警備や案内スタッフも丁寧。 グランドスタンド側のフードエリアも賑わっていて、ランチ難民になり困ることはありませんでした。 ただしSPイン側やパノラマ側など、傾斜が強く売店のないエリアは初心者にはやや不便。 地元の自分は慣れているけれど、初めて来る人にはグランドスタンド側をおすすめしたいです。
歩数は、前日が1万歩、決勝日は7,000歩ほど。 とはいえSUGOの名物である坂道や階段は、数字以上に脚にくる。 今年は正直、フィジカルの衰えも少し感じましたね…。
それでも現地で観るレースはいい。 エンジン音、バイオ燃料匂い、空気のピリつき、ライダーとマシンの発するオーラ✨ それは映像では絶対に伝わらないもの。 自分の足で来て、自分の目で見て、自分の耳で聞いて肌で感じる。 この五感を通して残る記憶こそが、“レース観戦の価値”だと改めて思いました。
そしてもうひとつ! この先のこと…少しだけ考えました。
地方では人口が減り続けていて、特に若い世代が少ない。 けれど自分のような団塊ジュニア世代には、バイクやレースに熱を持っている人はまだまだ多いと思います。 この世代へのアプローチ次第では、ある程度の動員は見込めます。 でも本当に必要なのは、20代・30代をどうやって引き込むかという視点です。
たとえば、東北全体を巻き込んで、 観光や温泉とセットにしたレース観戦パッケージ、 学校の遠足や企業の社員旅行との連携など。 そうした施策があれば、観戦が“特別な趣味”ではなく、“選択肢のひとつ”になるのではないでしょうか。
本物の走りとカッコ良さ、すぐ目の前で観られる。 でもそれを知らないまま通り過ぎてしまう人があまりにも多い。 それって、人生においてもったいない!と、思う。
この空間に魅力を感じる人が、またひとり、ふたりと増えていくような。 そんな仕掛けや動きが、このSUGOというサーキットにもっとあればいいのに―― 帰りの車の中で、そんなことをぼんやり考えていました😇
反省会:🍺 ちなみに帰宅してすぐ就寝…土曜も20時前には就寝w
ただ観るだけですが、歩くし興奮するし〜
疲労の度合いが非日常でしたw,