先日の全日本ロードレース選手権を観戦。
朝のうちは小雨が残っていたけれど、午後には路面も乾いて観戦日和に。 何よりシリアスな転倒もなく、無事に終わったことにまずホッとした。 応援する側としても、心から安心できたレースだった(これ重要)
昔はあのエキゾースト音や加速音が、頭の奥に響いて、2〜3日は耳鳴りがしていたもんだけど今では全く平気。 鼓膜が“退化”したのか、それとも感覚が“慣れ”たのか。しかしJSBクラスのBMWは迫力のあるレーシングな爆音だった〜。
さて今回、印象に残ったのはJP250クラス。 主に使用されるマシン↓
Honda(ホンダ)CBR250RR JP250クラスの主力、ツインエンジン。
Yamaha(ヤマハ)YZF-R3 321cc。高回転型の並列2気筒。
Kawasaki(カワサキ)Ninja ZX-25R 250cc・4気筒。圧倒的な高回転域とエンジンサウンドが特徴。

正直、全日本のなかでは“前座”的に扱われがちで、自分も以前はそこまで注目していませんでした。 でもちゃんと見たら分かる…
このクラスめちゃくちゃ熱い
JP250 |JRR 全日本ロードレース オフィシャルサイト
若手ライダーが中心ではあるけど、そこに混ざってかつてのチャンピオンや、他クラスで戦ってきたベテラン勢も参戦している。 若い勢いと、経験豊富なテクニック。 そのぶつかり合いが、とにかく見応えがあります。
予選でのトップタイムは1分40秒台。 これ、250ccのマシンで出すには、相当な技術と覚悟がいる。 去年、自分もこのクラスで耐久レースに出た経験がある。 「lap1分50秒を切る」が目標だったけど、結果は1分52秒台。 同じ車両に乗っているはずなのに、速いライダーとは10秒以上の差…。 ロードコースでの10秒差って、本当に“お話にならない”レベルですからw
もちろん、パワー的にリアがスライドするような場面は限られていて、 SUGOで言えば、シケインの立ち上がりくらいしかない。でもすごいのはそこじゃない。
“ツッコミ”でのスライド”
40秒台で走るライダーたちって、一見滑ってないように見えるけど、 全コーナーで、フロントもリアも“滑らす” それは、スピードが落ちるようなスライドじゃない。 慣性を活かして、タイヤをほんの少し横に逃がしながら、スムーズに曲がっていく。 いわゆる“慣性スライド” SUGOの馬の背あたりなら、見た目でも分かるはず。あの“ほんの少し”の使い方で、タイムは変わる。 それができるかどうかが、次の次元へ行けるかどうかの分かれ道なんだと感じました。
ベテランの引き出しの多さ。 若手が実戦で磨かれていく経験値。 そして、たまに現れる“持ってる”センスのあるライダー。
軽視してた自分が恥ずかしくなるほど、このクラスには魅力とレベルの高さが詰まっていたのです!
自分が実際に走ったことのある車両だからこそ、余計にその凄さを感じました。 これからも注目していきます、JP250クラス。