福島市の吾妻山、先達山に建設されたメガソーラー(2025年夏完成予定)
市民からは以前から「景観が悪くなる!」「山が禿げてる!」「パネルが眩しい!」といった声が上がっていた。確かにその声はわかる。
でも、それって私たち人間主体の視点なんじゃないかとも思う…山肌を削って斜面に太陽光パネルを並べる。泥水が流れたり、防災面の不安が増したり…。
そのあたりは住民説明会でも問題になっていたようだ。でも、もっと根本的なことがあると思う。
「生き物たちの環境は、ちゃんと考慮されていたのか?」
クマ、タヌキ、フクロウ、ヘビ…人間が見ていないところで生きていた多くの生き物たちは、この開発でどうなったのだろう。
山が切り拓かれて移動経路が断たれたら、
そりゃあクマだって市街地に出てくる可能性はあるでしょう。
もちろん、私のような素人目線の仮説です。
でも、「全く関係がない」と言い切れる専門家が、果たしてどれほどいるだろうか?
こういう自然開発の話になると、行政がどうだ、国がどうだ、業者がどうだ、と「外側のせい」にしがちだ。
実際に住民からもいろんな文句がある。
ですが私は思う。
「結局、私たち自身が何もアクションしてこなかったんじゃないか?」
「誰かが何とかしてくれる」っていう、“受け身のマインド”がずっと続いてきた結果なんじゃないか。
それは政治に対しても同じ。国政が変わらない、行政が動かない。
じゃあ自分は何かしたか?って言われたら、
正直、胸を張って「YES」とは言えません。
1ミリも何もしてないんです…。
このメガソーラーのことも、風力発電の巨大なプロペラのことも、
クマの市街地出没も、全部「どこかでつながっている」と思う。
「自然を壊してまで得る再生可能エネルギー」
そのジレンマに、私たち一人ひとりがどう向き合うのか。
文句を言う前に、まずは主体性ある視点を持ちたい。
そんなことを感じた朝です。

※追加で写真載せます。