「配達する手間を惜しんだ」郵便物を隠匿した郵便法違反の罪で元配達員の男を略式起訴 仙台区検察庁(ミヤギテレビ) - Yahoo!ニュース
このニュースに対し、私はヤフーコメントにこんなことを書きました。
実際に配達の現場に立っていて、ずっと感じていることです。
郵便物の数は減ったと言われています。
ですが配達する件数―つまりポストの数はむしろ増えている。
住宅地には次々と建売りが建ち、大型アパートやマンションも増えている。
当然、エリアが拡大すれば、それだけ配達先も増えるわけです。じゃあ人手が増えてるかというと、そうでもない。結局は人海戦術。特に「タウンメール」と呼ばれる、全戸配布のチラシ類。これがまたクセモノで、「3日以内に配れ」とか「7日以内」とか期限が決められていて、利益があるようにはとても思えない。
配るほうとしては、正直しんどいところ。
もうひとつ思うのは、郵便という仕事の厳しさについて。たとえば郵便法に違反して、配達物を隠したり捨てたりしたら、それは即、犯罪。もちろん、やってはいけないことです。でも現実にはそういう「ダークサイド」に落ちる人が毎年出てきてしまうのも事実です。
それくらい、追い詰められている現場があるということ。
では民間企業ではどうでしょう。横領、酒気帯び出勤、それでも大きな処罰を受けずに済んでしまうケースも少なくありません。
それに比べて、郵便配達員やバスの運転手、警察官など、“叩きやすい職種”ばかりが過剰に報道される。
何か起きたら即ニュース。メディアの“してやったり感”すら感じてしまうこともあります。
もちろん、信頼を裏切る行為は許されません。
叩くなら“公平に”であってほしい。一部の報道のあり方には、やはり違和感があります。