毎年、社員申告書を書くたびに「高校中退」という文字にモヤっとする。日曜の折り込み広告を見れば、毎度“載せてる感”だけの求人票。これじゃあ本当に人を探しているのか疑わしいし、社会保険料を引いたら地方でも暮らせないレベルの賃金ばかり。

これって…他人事じゃない。
明日は我が身だ。
いやまぁ明日すぐに無職になるわけじゃない。
でも数年後にそうなる可能性は“普通にあるリアル”として受け止めた方がいい。
誰も守ってくれないし、誰もヘッドハンティングなんてしてくれない。
結局は自分で人生を営業していくしかないのだ。
ぶっちゃけ営業は苦手だし、押し売りみたいなこともしたくない。
それでも、自分の可能性を広げていく“形”を作るためにトレーニングしていこうと思う。
その一歩が「副業」だ。生活費を補うというより、自分自身の営業訓練。挑戦できる余白を自分で残しておくための副業。そう捉えると、少しはワクワクできるんです。
社員申告書も求人広告も、時代に取り残されたフォーマットに見える。でも、そこから「今の自分の課題」と「これからの自分の余白」を発見できるなら、意味はあるのかもしれません。