今月の課題図書としてロジャー・ドーソン『本物の交渉術』を読み進めています。
フリーで活動している方や、起業されている方は読まれていると思いますが、しがない末端の会社員の自分が読んでみても、実際に役立つ場面が多いと感じています。
読み進める中で特に印象的なのは、過去の経験と照らし合わせて「まさにこのことか！」と気づかされる章が多いことです。職場でのちょっとした調整や、お客様とのやり取り、あるいは家庭での会話にまで直結するような内容が次々と出てきます。
交渉術というと「駆け引き」や「妥協点探し」というイメージを持ちがちですが、実際に読んでみるとそれだけではありません。相手との関係を崩さず、むしろ勝った気分になってもらい、自分の目的をどう実現するか。会話を前に進め、互いにとって納得できる結果につなげていくための知恵が詰まっていると感じました。
まだ途中ですが、この本を通して自分の過去を整理し直し、これからの働き方に役立つヒントを一つひとつ拾っていきたいと思います。
めっちゃ分厚い本、今月中に読み切ります！
