結局、何が言いたいかっていいますと。
地域の行事とか、ずっと続いてきたお祭りに1ミリでも興味を持ってみようってことなんです。
そこから人の動きとかその背景に、ひいては自分の価値観みたいなものまで見えてくる気がします。
夜の街を通って感じたこと
仕事で通った福島駅前やパセオ470。夜になっても人が多く、久しぶりに“街の息づかい”を感じました。
呑み会でしょうかオシャレして歩く男子、キャピキャピと歩く女子グループ。どこか日常と非日常の境界が薄れているようにも見えました。
団塊ジュニア世代は目に入らなかったぁ〜もうお祭りにも現れない年齢になったということですね(笑)
宮下町や霞町など付近の町内会、町名が入ったタープが設営。おそらく町内会の詰所でしょう。神輿や山車の出発拠点で、いわば「現場の事務局」みたいな場所です。テントの下では、年配の方や若者たちが一緒に話していて、見ると“地域を支える空気”が流れていました。

数字で見えるお祭りのリアル
『福島稲荷神社の秋の例大祭』
なんと987年から続く歴史があって、今年も3日間で約15万人が訪れたそうです。屋台の数は200店以上‼︎
もし一人あたりが平均2,000円を使うとしたら、ざっくり3億円前後が動く計算になります(びっくり)
でも実際に歩いた感覚では「そんなにいる?」というのが正直な印象です。この数字は“延べ人数”なんでしょうか…。
おそらくですが、補助金(市の支援制度で上限75万円)もあるとはいえ、出店の多くが県外のイベント会社や屋台なら、売上の多くは地元には残らないんじゃないか、という疑問も湧いてきます。
お金だけじゃない“意味”
祭りの価値って数字だけじゃ測れません。おしゃれして出かけるとか、家族や仲間と顔を合わせるとか。
そういう小さな行動が、人の気持ちを前向きにしてくれる。普段は夜に出歩かない中高生が、屋台で笑いながら食べ歩く…それだけでも街にエネルギーが戻ってきた感じがします。
継続と裏側
この祭りは、1000年以上続いてきた歴史を持つ一方で、人口減少や後継者不足という現実もある。
どうやって“自分たちの手で稼ぎながら続けるか”が問われている時代になるでしょう。そう考えると、ただの“にぎわい”じゃなくて、地域の姿そのものが映し出されている気がします。
来年は通り過ぎるだけじゃなく、現地でお金を使い、賑わいと町内会の熱を感じてきます!