上念さんのことはYouTubeで知っていて、オープニングの“ガォォォ”のインパクトから、勝手に「経済に強い人なんだろうな」程度に思っていました。しかし本で経歴をたどると驚きの連続。経済評論家、勝間和代さんのブレーン(頭脳)だったり、若い頃から政治のど真ん中に近いところで動いていたり、さらに経営者でもあるとは知らなかった。

平成という時代を振り返ると、バブル崩壊から始まって、政治も国民も景気も揺れっぱなし。その中でも、やっぱり日銀のぶっ飛んだ金融政策から、失われた30年の因果も見えてくる。
本を読みながら、自分の平成を重ねて振り返ると「なんで政治にも日本経済にも関心を持たなかったんだろう」と。他人任せで生きてきた…という後悔に近い感情。
東日本大震災の頃の政権=民主党でしたよね。正直、「あの時あの票入れんじゃなかったな…」というのが当時を思い出しての実感でもあります。
最後に令和の話も少し触れられていて、コロナの混乱の中での“アベノマスク”。あれを実際に配達していたのが俺らなんですよね。布マスクより給付金が筋じゃない?と思っていましたが、それが安倍さんの側近からの案だったと知って、ようやくモヤモヤの背景がわかりました。
・令和元年の消費税増税の大義名分は「社会保障と税の一体改革」でした。日本は少子高齢化社会を迎え社会保障費が増大していく。
・日本の政治家は財務省に洗脳されています。
“令和のポイントをついた視点”
結果として、これは 自分と同世代(団塊ジュニア)には強くおすすめしたい一冊 。
上念さん目線からの経済と政治の平成史は、とにかくわかりやすく、おもしろい!
若い頃は興味すらなかったジャンルだからこそ、今になって“学び直し”になっています。