◇まさかこのキャラクターが…
今回も “まさかこのキャラクターが…” という展開がしっかり用意されていて、前作同様に良い意味で裏切られました。
ディズニー作品は、子どもも楽しめる作りでありながら、大人にも深く問いを投げかけるメッセージが秘められています。世界の空気感や社会問題をさりげなく作品に盛り込まれてる、今回も感じられました。

映画の中では、哺乳類が中心となる地域や文化の中で、爬虫類が居住地を徐々に追いやられていく構図が描かれる。ここには明らかに、現実社会の“分断”が重なる。イスラエルとガザの問題もそうだし、アメリカ歴史と影。さらには世界には宗教・土地・文化の違いから対立が起きている地域が少なくない。
ズートピアの世界はファンタジーでありながら、その寓話的な問いが自分に響きました。
作品が投げかけてくるのは、紛争そのものというよりもっと身近なテーマな部分も。
“相手を尊重すること” “成果主義の、思い込みで突っ走りすぎると周りが見えなくなること” “以心伝心ではなく、言葉と行動で示す大切さ” を、私は感じました。
ジュディとニックのやり取りには、まさにこの本質を感じました。こちらが正しいと思っていても、相手に伝わらなければ意味がないし、焦りや孤独感が強すぎると人は無意識に周囲を置き去りにする。日本人がつい頼りがちな“言わなくても伝わるはず”という価値観への、静かな問いかけのようにも感じた。
そして個人的にどうしても触れたいのが、新しいズートピア市長キャラ。
馬のキャラクターがサングラスをかけた瞬間、どう見ても全日本ロードレースの『チームドゥカティカガヤマ』の、加賀山就臣監督の雰囲気そのもの。確かサングラスかけているシーンがあり、映画館で軽く声が出そうになるほどの激似だった。こういう“個人のツボ”があるのも映画の楽しさだと思いますw。
映画のニュアンス的には元NY市長のシュワちゃんこと、アーノルド・シュワルツェネッガーさんみたいですが。

ズートピアは1作目から、“多様性と偏見”や“理解と誤解”を物語の芯にしていると感じる。。2作目はもっと歴史や人間関係に踏みこんだ印象です。
★★
上映の前、福島市の寿司店「辰巳」🍣お手軽パッケージのお寿司をつまんでから映画館へ。回転寿司よりちょっと上。かといって身構えるほどでもない、あの“街のお寿司屋”が良い。

◇12月12日、私たちの“結婚記念日”に思ったこと
【12月12日】うちではこれを“結婚記念日”と呼んでいます。今日も変わらず、健康な体で一緒に食事ができた。その事実が普通以上でありがたい。
仕事は繁忙期ど真ん中。夕方便の応援でバタついたけれど、予定していた映画を観に行く時間に、なんとか間に合いました。
“誰もが、何にでもなれる”
前作からもう9年経つのか…笑ってしまう。あの頃より確実に“おじさん”になった自分だけれど、この言葉は年齢関係なく背中を押してくれます。