今年もあと2日となったが、例年以上に年の瀬を感じなくなった。
年齢や仕事の影響もあるのだろうけど、正月特有の浮き足立った感じが、どうにも湧いてこない。街を歩く人たちが、やけに忙しなく見えてしまう。「なんでなんだろう」と考えながら、正月休みという言葉を思い浮かべる。
むしろ自分は、世間とは逆のリズムで生活していきたいと思っている。
みんな一緒に休む。それが“普通”とされている。一致団結というより、世間の同調圧力に近い感覚じゃないだろうか。
なぜみんな同じがいいのか。きっと安心なんだと思う。「みんなと同じ」という状態そのものが。日本人の多くは、そう感じるように育ってきた。学校でもずっと、「みんなと同じ」が前提の教育を受けてきたのだから。
正月やゴールデンウィークが近づくと、以前はどこか悲観的な気分になっていた。「なんでオレだけ仕事なんだ?」って。
みんなが休んでいる時に働くことを、どこか損な役回りのように感じていた。でも今はいやいや、それでいいじゃないかと。どこも混んでいないし、どこに行っても並ばずにサービスを受けられる。静かに余白があって、むしろ快適です。
世間に合わせるんじゃない…大勢に合わせない。戦後80年、社会は大きく変わってきた。だからこそ、中年以降の思考は、もっと自分の頭で組み直したほうがよい。
少なくとも、自分はそう考えていきたいです。