損失回避バイアスとは?
コト消費を肯定しない考え。整理してみると、結局は「損失回避バイアス」という言葉に行き着く。
損失回避バイアスとは、人は得をする可能性よりも、損をする可能性を強く意識してしまう…。という認知の傾向のことだ。
同じ5万円でも、「5万円で何が得られるか」より、「5万円が減る」という事実のほうが、心理的には何倍も大きく感じられる。
金額そのものというより、「減る」という一点に反応している状態だと思っている。
この出費で、明日生活が破綻するわけではない。家計が一気に傾くとも思っていない。
それでも止めが入るのは、理屈というより、「減らしたくない」という感情が判断の中心に来ているからだ。
これは性格の問題ではない。誰にでも起きる、ごく自然な反応だ。
ただ、損失回避バイアスが強く働くと、判断は一方向に寄る。減らさないほうが安全。動かないほうが正しい。今はやめておいたほうがいい。
そうやって短期的な安心は守られる。一方で、今回の支出が持っている別の側面は、ほとんど評価されなくなる。
新しい刺激。
視野の広がり。
人との接点。
今後の選択肢が増える可能性。
ぶっちゃけこれらは数字にならない。だから、損失回避バイアスが前に出ると、「ないもの」として扱われるのです。
結果として残るのは、「減らさなかった」という事実だけ(失笑)。
これは私の問いです…それが本当に、老後に向けた最適な判断なのか。
現金は減らない。そして経験も増えない。判断材料も増えない。変化に対する耐性も育たない。
損失回避バイアスは、短期的にはとても合理的に見えます。
ですが、長期的に見て必ずしも強い判断とは限らない。
カフェで一人になり考える時間を得る。“コーヒーに500円⁉︎ありえなーい”そんな言葉自体、私から見ればありえないのだが。この空間を確保し気持ちに余裕を入れる…。カツカツでやっていることが“怠惰”なんだなと。
個人の考え価値観です。否定もしませんし、論破するためにAIと深夜まで壁打ちなんて不毛です。
