Netflixの「地面師たち」を観ています。

地面師たちを観る | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
こういう話題作、私はいつも乗り遅れ😅今回もそうです。2024年にかなり話題になっていた作品ですが、その時はあえて距離を置いていました。Netflixの作品は、一度ハマると他のことが手につかなくなる怖さがあるんですよね…人生の時間を溶かしそう。。
それでも、あまりにも評判が良いので気になって、ようやく観始めました。いまはまだ2話目の途中ですが、すでに引き込まれています。
一気に観てしまうと楽しみが減ってしまうので、あえて“ちびらちびら”観ています。このくらいのペースの方が、作品の空気をしっかり味わえる気がします。まず感じたのは、キャストの素晴らしさです。
綾野剛さんをはじめ、出演している方々の存在感がすごい。あの犯罪集団のキャスティングは、本当に見事だと思います。それぞれがただの役ではなく、ちゃんと“人生を背負っている人間”として描かれているので、単なる悪役では終わらない。
特にハリソン山中のキャラクターは強烈です。
生と死の狭間にいることそのものがエクスタシーになっているような、どこか壊れている人間。その異常さが、逆に圧倒的な説得力を持っている。怖いのに、目が離せない。ああいう人物像は、現実では絶対に関わりたくないのに、作品としては強烈に引き込まれます…!
そしてもう一つ印象に残ったのが、交渉のシーンです。ピエール瀧さんの役どころですが、あの“焦らせ方”はかなりリアルに感じました。物事を決める場面でああいうプレッシャーをかけられると、人はどうしても冷静な判断ができなくなるのではないかと思います。
これはドラマの中だけの話ではなくて、現実の仕事でも似たような場面はある気がします。
さらに興味深いのは、企業側の描かれ方。
社内でのポジションやプライド、組織としての判断。そういったものが絡み合うことで、引き返せない流れができていく。その過程が非常にえげつなく、そしてリアルに感じました。
2017年に起きた積水ハウスの地面師事件も、当時はニュースで「金額がすごいな」という程度の認識でしたが、この作品を通して「こういう流れで起きていたのか」と、少しずつ実感として理解できるようになってきました。
YouTubeでも「地面師とは何か」という解説動画が多く出ていますが、それらを見てから作品を観ると、さらに理解が深まります。中田さんのYouTube大学などもそうですが、背景を知ることで物語の見え方が変わってくる。
ただ、ひとつ感じるのは、この作品によって地面師たちが“格好よく見えてしまう”という点です。
もちろん犯罪であることに変わりはありませんし、被害に遭われた方々のことを考えると軽く扱える話ではありません。それでも、あの準備力やチームとしての完成度、そして一瞬で大金を動かすスケール感を見てしまうと、どうしても魅力的に映ってしまうのです。
これは作品としての完成度が高いからこそ起きている現象なのだと思います。
まだ途中までしか観ていませんが、残りのエピソードもゆっくり楽しんでいこうと思います。
「ちゃんと時間をかけて観たい」と思える作品に出会った気がします。
それと普段から、綾野さんっぽいメガネかけようと思います。割と本気で(老眼鏡じゃなくて、だてメガネ)。