5〜6年前に読んだ『Think Clearly(シンク・クリアリー)』を改めて読み返しています。

この本は、より良い人生を送るための考え方や判断基準が52個紹介されている本です。人生が必ずうまくいく方法が書かれているわけではありませんが、複雑な世の中を生きていく上でのヒントがたくさん詰まっています。
当時も面白いと思って読んでいたのですが、正直なところ内容はかなり忘れていました(笑)。久しぶりにページをめくっていると、「ストア派」という言葉が出てきました。
実は先日、ストア派という哲学が書かれた本を読んだばかりでした。だからでしょうか。6年前に読んだときには気にも留めなかった言葉が、今回は妙に目に入ってきました。

「あれ?この哲学的な考え方、こないだ読んだ本にも出てだぞ!」
そんなふうに、本と本が“バシっ”とつながる感覚がありました。
私はこういう瞬間が好きです。新しい本を読んでいるつもりでも、実は過去に読んだ本や経験と結びつき、点と点が線でつながるような感覚です。
人は本当に忘れるということです。読んだ直後は「なるほど」と思っても、時間が経てばかなり忘れています。
むしろ忘れるからこそ、もう一度読む価値があるかもしれません。同じ本でも、今の自分が読むと見える景色が違いますから…。20代、30代、そして50代では受け取り方も変わるでしょう。本が変わったのではなく、自分が変わったのだと思います。
最近は新しい本ばかり追いかけがちでしたが、本棚にある昔読んだ本を開いてみるのも悪くありません。忘れていた知識を思い出すというより、その本を読んでいた頃の自分と今の自分を比べるような感覚があります。
読書は知識を増やすだけではなく、自分の変化を確認する作業でもある。そんなことを『Think Clearly』を読み返しながら感じています。
【読書】ストア派に学ぶ、ストレスフルな時代を平然と生きる知恵 - dの日記