『20年前と変わらない年収とキャリアの葛藤』
月曜日がスタート、市内でもついに積雪が見られました。
ここ福島市では、市街地に近づくほど渋滞が激しくなります。 たった10分の遅れが命取りになることもあるので、今朝は6時30分に家を出発。出社時間は8時までなので、かなり余裕を持ったスケジュールです。
ですが意外にも道路は空いていて、職場に着いたのは6時45分。 早すぎたのですが、焦るよりは良いかとポジティブに考えることにしました。
その日の仕事はというと、インフルエンザや家族の体調不良による欠勤が重なり、少ない人数で対応することになりました。結局退勤は19時^^; 雪道の準備や移動時間を含めると、なんと12時間以上を仕事のために費やしていました。 この労働環境をどう捉えるべきか…考えさせられます。
そしてふと20年前を思い出しました。 当時、非正規社員として働きながらアルバイトを掛け持ちして月収21万円ほど稼いでいました(非正規19万円+アルバイト2万円)。現在と比べても、金額的にはほとんど変わらない月もある。
もちろん今では賞与が支給されるようになった点は違いますが、社会保険料が増えたことで手取りはむしろ減少している印象です。 現在、月に約8万円が天引きされており、この金額の大きさに改めて驚かされます。
就職氷河期を経験し、団塊の世代から植えつけられた精神論、リーマンショックなどを乗り越えてきましたが、自分のキャリアを振り返るとどうにもスッキリしない気持ちがあります。ただ、今のような人手不足の時代では、「仕事がまったく見つからない」という状況はまずあり得ません。日本で生活している以上、野垂れ死にするなんてこともないでしょう。
そんな中で、「稼ぎたいなら起業」という考えが頭をよぎることもあります。しかし、自分には起業家としての適性がないことを、これまでの人生経験から感じています。例えば、以下の点です。
• 物事をはっきり言えない性格
• 腹をくくる覚悟が足りない
• 責任を恐れる気持ち
正直他の起業家から見れば、自分なんて「クソ of クソ」だと思います(笑)。
じゃあ行動しないのか? もちろんそんなわけではありません。 以前にも書いたかもしれませんが、私は自分のスタイルに合った方法で行動しようと決めています。それは以下のような形です。
軸足は会社員 まずは現職でのキャリアアップと年収アップを目指す。大きな組織には大きな組織が好むルールや法則があると考え、それをうまく活用して成果を出していきたいと思っています。
片足を伸ばして新しい経験へ 会社員として安定した基盤を持ちながら、片足を外へ伸ばして新しい経験を積む。例えば、副業や趣味を活かした活動で、小さくても収益化を目指します。たとえ100円でも、自分で稼いだお金には大きな価値があると感じています。
20年前とほとんど変わらない年収。社会保険料の増加による手取りの減少。それでも、自分なりのやり方で行動を続けることで、少しずつでも未来を変えていきたいと思います。結局のところ、人生は「自分に合った形」で進むのが一番ですよね。