dの日記

2023年50歳になる男の日記

凍結路面と車の特性を考えた安全運転術

帰宅途中。路面の凍結が進んだ橋の上を通りながら、ふと感じたことがあります。

見た目にもはっきりわかるほどテカテカに凍った路面を前にすると、車の制御がいかに重要かを思い知らされます。 特にその日は職場からジム、そして自宅へ向かう道中で2件もの追突事故現場に遭遇しました。いずれも幸い大事故には至らない様子でしたが、当事者にとっては「命の時間とコストを奪われる疲労となっていたでしょう。

凍結路面での事故防止に必要な技術

凍結路面では「タイヤを路面に押し付ける力」が鍵となります。 スタッドレスタイヤが新品だろうが、5年使ったのだろうが、この接地感を意識して運転することで、車は制動力を発揮しカーブや停止時の滑るリスクを抑えることができます。 しかしそのためには車種ごとに異なる特性を理解し、適切な操作を心掛けることが重要。

マニュアル車オートマ車の違い

マニュアル車(MT)とオートマ車(AT)では、凍結路面での挙動に違いがあります。

マニュアル車の利点

MT車はギアを自分で操作できるため、低いギアでエンジンブレーキを効かせながら減速できるのが大きなメリットです。また、クラッチを使って細かく速度調整ができるため、滑りにくい運転が可能になります。

オートマ車の課題と対策

一方、AT車はギア選択が自動化されているため、エンジンブレーキを効かせづらいという課題があります。ただし、最近のAT車には「Lモード」や「2モード」などの選択肢があり、これをうまく使えば接地感を維持しやすくなります。

軽自動車は接地力が弱い?

軽自動車の場合、普通車に比べて車重が軽いため、タイヤを路面に押し付ける力が不足しがちです。これにより凍結路面では特に滑りやすくなります。

教習所での防止プログラムの可能性

ふと、「自動車教習所では、こういった凍結路面での対応を徹底的に教えているのだろうか?」と疑問に思いました。もしも別途料金で受けられる徹底したカリキュラムがあれば、それは教習所にとって新たな収益源になるのではないでしょうか。若者の車離れが囁かれていますが、地方ではまだまだ車が必須の生活です。そのため、こうした現実に即した実践的な講習を取り入れることで、教習所の価値をさらに高めることができるはずです。

まとめ

凍結路面での安全運転は、単に慎重になるだけではなく、車種ごとの特性を理解し、それに応じた技術を身につけることが重要です。さらに、教習所が実践的なプログラムを提供することで、若者の運転スキル向上にもつながり、結果として事故防止にも役立つでしょう。

自分の命を守るため、そして他人を巻き込まないためにも、これからの冬の運転は「押し付ける技術」「余裕を持った操作」を意識していきたいものです。

こんな事書いて、雪道でのクラッシュ件数は人より多いと振り返ってしまいましたw