新聞をめくり、「え?またか」SNS投資詐欺。『郡山の40代女性、被害額693万円』この手の記事ではもう驚きません。
693万円。数字だけ見ればとんでもない。でもこの人の生活が一気に崩れる金額に見えないのです。明日から食えなくなる人物の感じがしない。
記事には職業も立場も書かれていない…なんで??主婦なのか、会社員なのか、経営者なのか。何をしている40代なのか、まったく分からない。些細なことだが、そこがすべてを物語っている気がしたのです。
SNSで投資広告からLINEに誘導され、ダイレクトメッセージでやり取りを重ねて、信用取引で株を買わされる…私の想像の域ですが、もともと太い家柄。または何かのきっかけで、多額の資産を受け継いだかもしれない。小銭までと言わないが、ちょっと高額なものを購入した程度の感覚なのではないのか?
でました!“LINEでやり取りって”…それってウブでしょ。ここも私の勝手想像ですが“恋愛したことないんじゃない⁈ 意地悪な見方かもしれませんけど。
LINEって便利。距離を一気に縮めてくれるし、顔も声もなく違和感だけ消えたいくのではないか。
そこにできた隙間に詐欺は入り込みます。
いきなり大金は出てこない、少額の成功体験から、「大丈夫ですよ」「順調ですね」その積み重ねが、感覚を鈍らせてくる。
これ恋愛と構造が同じじゃないですか?告白より先に関係性。警戒より先に親密さ。
だから693万円という数字も、当人にとっては、「一気に失った金」じゃないのかもしれない。
気づいたらその額に達していた。。三桁の被害額だが、同情より先に「余裕ある人たちなんだろうな」そんな想像が浮かんでしまう。
ぶっちゃけ裏付けはありません!でも、詐欺被害のニュースが日常になりすぎて、被害者は資産持ちか、高所得者にしか見えません。
本来は異常な事件のはず。なのに「またか」、「よくある話」そんな言葉でしかでません。
たぶん詐欺は、普通の人を狙っているんじゃない。
普通から、ほんの少しズレた場所にいる人を狙っている。
お金に余裕があり孤独ではないが、満たされきってもいない。リアルよりSNSの距離感がちょうどいい。
この記事を読んで残ったのは、被害者への怒りでも、同情でもありません。「自分もこの感覚に慣れつつある」という違和感を持ちました。
もうこの手の詐欺は、これからも普通に起こると思います。個人の背景以外に、日本の社会構造が生み出した事件…そこに原因があるんじゃないのか?そんな事を感じました。
何をしているかわからない被害者、そこからの考察となりました。
