2026年2月11日、建国記念の日。
今年も福島県白河市の「白河だるま市」へ。今回は家族で行ってきました。
母にとっては初めての「だるま市」参加。予想通りの大混雑、到着は昼近く…ワンチャンイケるかと会場近くの駐車場へ…んー、ものすごい混雑🚗こりゃ無理だ。
昨年同様、少し離れた「JA夢みなみ」に車を停め、シャトルバスで会場入りすることに。今更ですが、白河市街地って矢印(→)付きの信号機が少ないような…。
300年の歴史と、1.5kmに500店舗の密度
会場に降り立った瞬間、寒さを感じない人混みの熱気!「狭い路地に人がひしめき合う」これこそが、300年以上続く白河だるま市の味であり、醍醐味だと改めて感じます。
因みにドコモの通信環境、こう言った人混みだと全くつながりません〜📡

• 来場者数:例年約15万人(白河市の人口の約3倍!)• 露店数:約500店舗
これだけの規模なら「3日間くらい分散開催すればいいのに」と一瞬思うんです。会場は白河のメインストリート(生活道路)。ここを長期間封鎖するのは現実的に難しく、「1日限定だからこそ、この爆発的な密度が生まれる」のだと納得。試しに1回ぐらいやってみればいいのに…伝統にそぐわないのかなぁ。
16年前の「じゃがバター」と屋台経済圏
今回は、私が16年前にスポットお手伝いで「じゃがバター」を売っていた場所にも立ち寄りました。メイン通りから少し外れた場所なのですが、人の流れが程よく、今年も盛況の様子。当時の記憶を懐かしみつつ、ジャンクフードを食べる。
それにしても、500店舗もの屋台がひしめき、広島風お好み焼き、ケバブ、焼きそば、カステラ…と、どこも飛ぶように売れているように見えました。
単純計算でもとてつもない経済効果。全店が平均的に潤う、パワフルなイベントだと実感します。
提言:小峰城、無料安すぎ問題
だるまの熱気を抜け出し、復元された「小峰城」へ。
震災からの修復を経て、現在は石垣の維持修復(発掘調査的な準備)も進んでおり、非常に見応えがあるのですが……ここ、見学無料なんです。正直、マーケット感覚的に「いかがなものか」と思いました。これだけの歴史的価値があり、美しく整備されたコンテンツ。維持管理にはコストもかかるはずです。
今回は時間の関係で立ち寄らなかった“歴史館” え?入館料「100円、150円」⁇安すぎでしょ!そんなショボイの?コンテンツをもう少し拡充して「1,000円〜1,500円」取るのもありなんじゃないかなぁ。しかも復元された城の見学は無料です。

現在は補助金などで賄われているのかもしれませんが、価値あるものには対価を払い、それを次の整備に充てる。そんなサイクルがあっても良いのではないかと。案内のおじさんいわく「以前、お金とっていたら(150円)入館者が激減したんですよね」と…。なんか非常にもったいない!


石垣を登ってくる侵入者には、ここから石で攻撃するそうです。その戦国的なギミックがスゴい。
だるまは「目標の可視化」装置
人混みを練り歩いたものの、今回あえてだるまを購入しませんでした(じゃまになりそう…歳をとるとミニマリスト力が上がっているw)
ただ、帰路につきながら考えたのは、だるまを買う行為の本質について。「買ったからうまくいく」のではなく、「目標を可視化して、毎日目に入れる」そこに意味があるんですよね…「買えばよかった!!」
来年は自分の“小商い”の目標を心に刻む為にも、「中くらい」のサイズを買おうと決めました!
数十億円かかった城が「無料」の理由
先に指摘した、「これ、入場料1,000円でも安いのでは?」しかし、ここには無料であるべき「深い理由」があったのです。調べると、震災で崩れた石垣の修復には約50億円もの費用がかかっていますが、その大半は国の「災害復旧費」などで賄われています。つまり、私たちの税金で守られた「公共の財産」ということ。さらに白河市には、あえて城を無料開放することで観光客を呼び込み、「城下町(商店街やお祭り)でお金を落としてもらう」という明確な戦略があったのです。
だるま市も同様です。15万人が押し寄せる警備やシャトルバスの費用は、屋台の出店料だけでは到底賄えず、市の予算が投入されています。
「入場料を取らないのはもったいない」のではなく、「無料で人を呼び、街全体を潤すハブにする」。
この太っ腹な仕組みを知ると、小峰城が単なる観光地ではなく復興と地域経済の要と理解しています。
もともと頻度は低かった親との観光、あと何回あるでしょう。
次回は普通の日に白河市の訪問してみたいです。