新聞を読んでいて、毎度のことながら今回も妙な違和感が残りました。
「○○か?」──この不確定な語尾って。。

内部での裏は取れているが(やりました)、誰が?いつ頃?起訴されたの?事実なんだろうけど、こんなこと社会全体で見れば日常であり、もっとはっきりしてから報道すべきではないか?ここに毎回モヤっとする。
今回の記事もまさにそれで、団体の口座から数百万円が引き出されたという内容。
でもやった本人は匿名で、背景も動機も不明なまま、組織名だけが太い見出しで晒される。
しかも団体側が自ら申告し、「調査している」というコメントを出すことで、“うちは潔白です、早めに情報開示しました”というアピールが前面に出る形になる。
結局いちばん傷つくのは団体そのものです。
JCに限らず、こういった団体には“クリーンで健全なビジネスをしています”という安心の看板的な意味もある。加入することで地域との繋がりが増え、ビジネスにもつながるし、リーダー育成の場としての役割もある。だからこそ、内部でポケットに入れるような事案が起きたら、信用はガタ落ちになります。
ところが、中小企業で同じように数百万円が着服されたとしても、新聞にはまず載らない。静かに処理され、社内からパージされ終わり(個人の経歴は汚れない)大小問わず横領なんて社会全体では山ほど起きているはずです。決まってニュースになるのは、JC、JA、銀行、自治体、郵便局。いわゆる“公的性の高い組織”ばかり…そこには明確な理由がある。
ひとつは、こうした組織が“社会インフラ”として機能していて、地域への影響度が高いと判断されるから。もうひとつは、隠せない構造になっているからでしょう。JCも公益的な側面を持つ団体で、会員制ではあるけれど透明性が求められ、不正を隠したままにしづらい。
結果として、“同じ金額でも、組織によって報道される/されない”といういびつな構造が生まれている。
今回感じた違和感は単に「この記事が変」ではなく、メディアの格式や法律上の配慮、団体の社会的立場など、複数の構造が絡み合って生まれるものです。
それにしてもですよ!“善良な社会奉仕団体で、若いリーダーが集まるJC”その内部で起きた不正、クリーンがJCの売りだったのに…私たちの勘違い?今後、社会からの目は厳しいものになるでしょう。
活動費は年間で数十万。お金のハードルは高いですが、JCに加入は経験と地元の人脈が一気に広り仲間も出来て、経験は影響力にもなる、しかし身の丈に合わない経営者だった。
報道の“○○か?”という曖昧表現。団体名だけが晒され、個人は見えないままのよくある構図。実は社会の裏側では同様の事件が静かに処理されているという現実…違和感の正体って、その辺にある気がしました。