“個人努力だけでは越えられなかった時代”
私は、チャレンジというものは“個人の努力”だけでは完結しないと思っている。
どれだけ情熱を燃やしても、社会の背景や経済の流れ、景気の波に確実に影響される…これは後になってようやく見える現実でもあります。
個人が働いて稼げる額にも限界と現実がある。アスリートであれば、本来なら競技に集中するべきです。資金集めに人生の半分を持っていかれるようでは、本筋からズレてしまう。
“当時の自分にはその視点が足りなかった”
何かに挑戦するなら、情勢やお金の動き、時代の流れを見て“先の先”まで読むことが必要だったんだと思う。ただがむしゃらに突っ込むよりも、チャンスが生まれる可能性は確実に高いはずです。
今の時代はAIやデータや数字で“答え合わせ”ができる。母数が減れば、市場も詰む。市場が縮めば、メーカーも運営も衰退していきます。
これは冷静に考えれば当たり前の原理で、私が走っていた時代は、まさにその真っ只中だったという事。
あの頃は気付けなかった。突っ走る“だけ”じゃだめ。
情熱と社会変化を見る目の、伴走が必要だった。もちろん厳しい現実がより鮮明になったはずだ。
あの頃の自分は本気で走っていた…歪んでいた部分もあったかもしれない。でもあの時代の中で、あれが自分の精一杯。いま数字やデータで“答え合わせ”をすると、ようやく見えてくるものがある。

時代背景から影響をうけたバイクレース、不定期ですが記事にしていきます。